秋田県比内地鶏
- 比内鶏(ひないどり)は、いわずとしれた秋田県北部、
米代川流域を中心に縄文時代以前から飼育されてきた日本固有の鶏です。
比内地方の黒土を主とした土壌その性質が、
鶏を美味に育てるのに非常に適し、
同じ種の鶏でも比内地方で育てると美味しくなります。 - そういったわけで、比内地鶏を比内地方以外で育て、
「比内地鶏」としているものもありますが、私はやはり、比内地方の
素晴らしい水と土で育てられた本当の比内地鶏にこだわりました。 - 当初は仕入れを頼んでも聞き入れてもらえませんでした。
けれども私は人から人へツテを辿り、
会う人ごとに比内地鶏への情熱を語り続け、
なんとついに京都へ出荷してくださる方に出会うことができたのです。
本当に感謝しております。 - この貴重な、宝石のような比内地鶏は、肉質がヤマドリに似ています。
つまり、風味が良く、加熱しても固くなり過ぎず、
しっかりとした歯ごたえがあり、肉の味が濃いのです。
濃厚な脂の旨みと風味が比内地鶏の特徴です。 - 心を込めて調理いたします。是非一度、
本物の比内地鶏をお召し上がりにいらしてください。
石川県すずの塩
- どれほど味の良い醤油を使うよりも、やっぱり塩が一番だと思っています。
そして鶏料理なが田では、私自身「出会えたことが幸せだ」と思える塩を使っています。 - 石川県能登半島、すず塩田村の天日塩「奥能登揚げ浜塩」に出会った時は「何と高い(値段の)塩だ」と思いました。
これほど高いのなら必ず何かが違うはずだと思って購入し、お料理に使ってみますと、これまでの塩とは全く違うものでした。 - これまでにも塩にはこだわり、常時5~6種類の塩を厳選して使っていましたが「これはまいった」と思うほど美味しい、甘い、素晴らしい塩だったのです。
- 素材の味を生かすには塩が一番です。
京赤地どり、比内地鶏の本当の美味しさをお伝えするために、いつも塩を送っていただいています。 - 当店の鶏料理に「たれ」の味付けはございません。
大変申しわけございませんが、これは本当に美味しい鶏肉を召し上がっていただくにあたって、たれの甘さでごまかすのではなく、素材の味に感動していただきたいという、私自身のこだわりです。 - 奥能登塩田村のホームページ
京都大原山田農園有精卵
- 水と空気が澄んだ京都大原の恵まれた美しい自然に囲まれた、平飼い飼育による有精卵をご用意しています。
- なが田では、本来の素材を活かすため、厳選し、大原山田農園の有精卵でお食事いただけます。
鶏が引き立つ美味しい卵です。
京都京赤地どり
小売市場で独立し、地鶏専門のお店を開き、
そして上七軒で鶏料理を営んでいます。
どうしたら美味しい鶏が出来るのかを知っています。
5ヶ月以上かけてゆっくりきちんと育てられたものでなければいけません。
昔は半年以上飼育して初めて食べ頃だとされていました。
特に玉子を産む直前の鶏は、旨味のある美味しい鶏です。
太陽がサンサンと降り注ぐ、澄んだ空気の中で、
のびのびと運動できるひろびろとした鶏舎育ちです。
成長促進飼料などを一切使わず、
特別な無添加の自然飼料だけでゆっくりと育てられます。
自然からの贈り物と言うにふさわしい健康な地どりです。
肉の繊維がとてもきめ細かいので歯ざわりが非常に良くなります。
京赤地どりの脂肪は通常のブロイラーの半分しかありません。
余分な脂肪がないため、味に深みがあり、最高の肉質です。